群馬県磯部温泉の旅 2
正直、
昔ほどの興奮に包まれたサファリパークの印象はなかった。
暑さで動物達が動かなかったのもある。が、何かが違った。
年をとって感動が薄れたせい?( ̄ω ̄)(・・・・)
それも否定しないけど 原因はサファリパーク側にある気がする。
まず絶対数、動物の数が少ない。少なく見えただけ?
そして、
猛獣のエリア、アメリカのエリア、アフリカのエリアetc といった
動物を 種類によって分けているにも関わらず、
どのエリアもほとんど変わり映えがしない。 みんな同じ背景。
極めつけは、目に入るところに監視員がいすぎ。
愛想なく 車の中からにらみを利かせている。
動物よりも係員が目立つサファリパークなんて 興ざめである。
これではウリである、野生の雰囲気に浸ることなんてできない。
それを察してか、入園して数分で
大晴が 「帰りたい」 といい始めた。
旭川動物園みたく、動物の生態を見極めたり
ディズニーリゾートのように 徹底した雰囲気を作り込んだり
もっと企業側の努力を前面に出していかないと
来園者に見切りをつけられると思う。
磯部温泉はよかった。 まず温泉で体の疲れを癒し、
その後 男2人で磯部温泉街を散策。
玄関にあった下駄を履くんだと キカない大晴は、
下駄に足の指を通してご満悦。しかし、バランスがとれず
一歩も前へ進めず断念。
大 晴 「カラ~ンコロン カラ~ンコロン」 ← 靴はいてます。
( ̄ω ̄) カラ~ンコロン カラ~ンコロン
ゆかたを纏(まと)い、下駄の音を響かせながら歩く、
これが何気に心地いい。
温泉街といっても、通りに数軒のお土産屋とスナック、
カラオケ店くらいしかないが、
おいらはこんなひなびた場所が好きだ。
路地に入ると、その土地の生活観を感じれる。
途中、1軒の店を通った。
びびび とインスピレーションが働き、引き返し店内へ入る。
この “栄泉堂” と書かれたお土産店は、
決して新しいわけでもなく、品揃えが多いわけでもない。
が、店の方が凄く温かいのだ。
このあたりも機械化が進み、
自家製(手作り)で作っているのはこの店だけという。
確かに旅館で食べた磯部せんべいよりもずっとうまい。
世間話に花開き、あまり買い物をしないのに、
沢山の磯部せんべいや割れせんべいをもらう。
結局、この店に3度足を運んだ。 (偶然入った店だけどこれも縁。)
地元の方とのふれあい、これが旅の醍醐味だと思う。
旅館の夕食で 用意されたお櫃を全部空け、お櫃のお替りをしたら、
翌朝、ふたまわり大きなお櫃が置いてあったり(笑)
電気の笠が低くて、みんなして事あるごとにぶつかったり(笑)
SLの博物館で 並んでミニSLに乗った (またがった) 際、
カメラマンのひらげが1番後ろに乗ったおかげで
後頭部しか撮影できなかったり(笑)
1泊2日の短い旅だったが、生気を養うには十分すぎる休養となった。
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