節分の鬼
毎年、
節分になると、地元(三条市西本成寺)の
法華宗総本山本成寺で 節分の催しが行われる。
『節分大祈願会』 と 『節分鬼踊り』 である。
本成寺の節分会は、700年以上も続く伝統の仏事らしい。
鬼に触られたり抱きかかえられた子供は、
丈夫な子供に育つという言い伝えがある。
今年も2万人以上の人が集まり、その模様がテレビで放映された。
緑色の鬼がマイクを向けられ、
「いやぁ ちょめちょめちょめ」
と、気さくに応じている。
諸年配者いわく、昔はもっと威厳があったらしい。
泣く子供を有無を言わずさらい、
その傍若無人ぶりで 鬼の怖さを存分にアピールしていたと聞く。
マイクを向けられ丁寧に答えている鬼は、まさに興ざめ。
威厳がまったくない。鬼踊りという大役を終えた後かもしれないが、
せめてマイクを向けられた時くらいは
『うぉー』
と無愛想に言って欲しかった。
社会でも 家庭でも、恐れられる存在は 絶対必要であり、
鬼はその代名詞ともいえるもの。
愛想のいい鬼を見て、最近の風潮と重ねて見えてしまった。
おいらは大晴にとって
優しさの中にも 1本筋の通った怖い存在でありたいと思った。
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コメント
おいらの中でらおうさんはエロい存在。
ウソウソ冗談でした。
週末に時計のベルトを取りに伺います。
投稿: YUKIO.K | 2010年2月 4日 (木) 11時06分
\( ̄ω ̄)/ 『うぉー』 ← エロさの中に厳しさあり。(謎)
土曜日だけ 2時半からの営業です。(ぺこ) よろしこ。
投稿: らおう | 2010年2月 5日 (金) 16時12分