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雨のにおい

雨に “におい” はない。

以前、東京にいた頃、

アジサイの季節に ふらっと1人、

北鎌倉駅から鎌倉駅まで歩いた事がある。

途中、いくつもの寺が点在し、

アジサイは、思い思いの花を咲かせていた。

しとしとと降る 雨の静けさの中で、

ひっそりと咲くアジサイは それは情緒があった。

余談だけど、

ばったり 4年間一緒に働いたバイト仲間に出会う。

この日は彼女の母校、白百合女子大学の創立記念日で、

生徒達と 鎌倉へ来ていたらしい。

こんな偶然も、情緒をさらに深いものにしてくれる。

その時、花のにおいなのか、コケのにおいなのか、

雨の日しか感じれない

とても懐かしくて、癒されるにおいがした。

アジサイを眺めながら、

きっとこれが 『雨のにおい』 なのだ と思った。 においは、

「ゲオスミン」 や 「ペトリコール」 といった成分が原因という方もいるケド

それとは別に、間違いなく人を包み込む優しいにおいが存在する。

地上に降る雨は、

川を流れて、海に出て、

外界を渡りながら

ゆっくりと蒸発し、また空で雲となる。

それら雲から また雨に形を変えて、

この地上に再度 舞い戻ってくる。

今、何気なく見ている雨は、

実は 長い時間をかけて世界中を旅し、

たくさんの人を見て、いろんな空気に触れた

あまたの経験を持った雨なのだ。

だから、雨に

そんな 出会った人達や通った土地の

うん百年間培った “におい” が染み付いていても おかしくない。

と、妄想すると 夢がある。

目を閉じて

雨の気配を感じ

気配のそばで かすかに香る

そんな雨のにおいが好きだ。 ( ̄ω ̄) ← 妄想星人

                   シー (´¬0¬) タケシクン ユビサシチャイケマセン

巡る雨のように、

今度はひらげと大晴ともう1匹で

同じ “鎌倉路” を歩いてみたい。

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