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オリ

オイルヒーターが使えなくなり1週間。

デロンギは正月休みに入り

部屋はまさに北極と化していた。

備え付けの暖房は効きが悪く、床暖房にも限界がある。

絶えかね 石油ストーブを買おうとしたら

ひらげの父殿が貸してくれた。 つД`)・゚・。・゚゚・*:.。キラキラ

あとは

大晴の襲撃を防ぐ為の柵(さく)と

灯油、そして灯油を入れるポリタンクを用意するだけ。

1月2日の 新春売り出しのあと、

店を閉め ひとっ走りで備品を調達。

早速 柵(さく)の組み立てに入った。

途中、

大晴が ニマニマしながら寄って来た。

毛穴から、『中に入りたい』 と書かれた空気がにじみ出ている。

そして

予想通り 「中に入れろ」 と催促してきた。

1人でよじ登ろうとするものの、断念。

へそを曲げたのか、部品を持ち逃げし 返してくれない。

仕方がないので、

大晴を まだ外枠しか出来ていない未完成の柵に入れた。

奇声を上げて喜ぶ大晴。

最初にのたまった言葉が

  『がお』

動物のオリに入った気でいる。

りんごも 柵の中へ入れてみた。

すると

狭い柵の中で、縄張り争いが始まった。

エラく気に入った様子。

りんごに跨(またが)り、勝ち誇った表情がそれを物語っている。

こうなると もう組み立て作業はできない。

柵なしでは 危なくてストーブは点けれず

またも北極の夜を体験するはめとなった。

翌日

柵は完成した。

『これるもんならかかって来なさい。』 by チャぺス(石油ストーブ)

  “ピッ”

好奇心旺盛な子供にとって

この防御網も無用の長物。

鉄壁の防壁のはずの柵に

身を乗り出し 腕を伸ばされ

あっけなくスイッチを切ってしまった。

ダメじゃん、オリ。

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