断乳と決意
大晴も あと5ヶ月で2歳。
そろそろ乳離れしてもらわねば という思いから、断乳を決行した。
自然に母乳から離れていく卒乳に対し、
断乳は 文字通り 無理やり母乳を断つ事である。
断乳1日目の10月3日。
その第1段階として、部屋を分けて寝た。
母親と一緒だと
ゴネて結局 母乳をやらざるを得なくなる。
ひらげはリビング。 おいらと大晴は寝室。
結婚後 初の別室生活である。 (T ω T) エーン
初日、
第1回目の夜泣きが始まった。
ひらげがいない異変に気づき、荒れ狂うように泣き叫ぶ大晴。
決して声を逆立てず、必死にあやす事 30分、
なんとか眠りについた。
こんなのがずっと続くのかと
先の見えない道のりに対し 途方に暮れかけたが、
1番つらいのは 大晴本人である。
第2波、第3波と続き、ひどい時は1時間おきに起こされた。
しかし、
ここで根をあげたら これまでの意味がなくなってしまう。
とにかくスキンシップをマメにして、常に穏やかに接した。
大 晴 「ぶぇーん うわぁーん」
( ̄ω ̄) ひらげはね、今いないんだよ
大 晴 「ぶぇぇぇん」
すると、隣りの部屋から音が聞こえてきた。
ぐぅぅぅ くぴ
大 晴 「んー!!! んー!!!」
目を見開き、しきりにリビングを指す大晴。
たぶん 『いるじゃねーか、そこに。』 と言っている。
( ̄ω ̄) あれはね、虫だよ
絶対無理がある。
朝 4時を過ぎた頃、
泣き止まない大晴を抱え、顔を近づけ ひと事言った。
「大晴、お主は頭のいい子だろ。もう母乳は卒業だよ。」
すると、
あれだけ泣きわめいていたのが
その瞬間から ピタッ と泣くのを止めた。
しがみつき、おいらの肩をくわえ、必死に堪えている。
恐ろしい程の順応力である。
2日目。(昨晩)
昼間も母乳は一切やってない。 が
前回より 起きる回数がいくらか減った。
口寂しいのか 時折 指をくわえ
“ちゅぱちゅぱ” する仕草は見せるケド、一切 駄々をこねなくなった。
「あと数日の辛抱だよ。これは誰もが通る道。
大晴も1つ大人になるんだべ。」 と
目を見て話をし、たぶん半分もわかってないと思うが
それに笑顔で答えてくれた。
子供を持つと、時に非情にならなねばならない時もある。
おいらは、日中 仕事で、ほとんど子供をかまってやらないが、
四六時中一緒にいるひらげは、常にコレと接していかねばならない。
想像以上にキツいものだと、たった2晩だけど 接してわかった。
我が子でないとまず出来ない。 好きじゃないと とてもやれない。
やはり、ひらげもおいらも 大晴の親である。
うー 眠みぃ (/□≦、) ふわぁ
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