親の背中
最近の大晴は
とても1歳半とは思えない行動が目立つ。
仕事を終え
風呂からあがり
いつもの如く 上半身裸 (パンツ一丁ともいう) で
ウチワをパタパタ。 見慣れた光景である。
すると
お笑いを見ながら 寛いでる矢先、
「ばぶぅ ばぶぅ ばぶーぅ」
大晴が 呪文をつぶやきながらむくっと立ち上がり
慣れない足取りで よちよちとソファへ向かった。
ソファに投げてあったオレンジ色の
アルビレックスTシャツを左手に持ち
またよちよちと戻ってくる。
その様子を黙って見ていると
おいらの目の前で その左手を突き出した。
大 晴 「んー んー」
ひらげ 「どうした? 大晴」
たぶん、“着ろ” と言っているのだ。
( ̄ω ̄) えぇ~
ひらげ 「大晴が着ろってさ」
火照った体のまま、仕方なく袖を通していると、
今度は 床に置いたティッシュボックスを掴み
反対の手でタンスを指差した。
大 晴 「んー んー」
“元の場所へ戻せ” と言いたいらしい。
空いたままのトイレや洗面所のドア、
冷蔵庫のドアも 自分で閉めるし
誰も見ていないつけっぱなしのテレビは 電源を切ってしまう。
親が出来ると子は育たないというが、
なんか父親のダメっぷりが強調される瞬間だった。
( ̄ω ̄) わざと ダメなとうちゃん 演じてるんだよ
心でそんないい訳をしながら
その成長に目を細めた。
( ̄ω ̄) もぐもぐ
大 晴 「ばーぶぅ ばーぶぅ」
ひらげ 「おー いい子だねぇ ちゃぶ台運んでるんだねぇ」
重たいちゃぶ台が
すでに あんなところに。
笑顔で運んでる最中 悪いんですけど
( ̄ω ̄) まだ煮豆、食し中。
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